本気でプロの声優をめざす方専用の声優養成所D-eX
D-eX(ディクス)は、声優事務所アル・シェア附属の声優養成所です。
芝居の基礎から実践に至るまで幅広く自己研鑽できる環境から、
本人の意志で大きくステップアップしていくことが可能です。
現場に直結するレッスンで、プロの意識やテクニックを磨いていきます。
D-eX(ディクス)の特徴
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- アニメやゲームなどの出演チャンスがある
アニメ・ゲームのオーディションに参加可能。
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- ナレーションの出演チャンスがある
実績を作りながらレッスンを受けられる。あなたの声が努力次第でCMに!
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- 映画の吹き替え(外国映画)の仕事のチャンスがある
アフレコレッスンを兼ねた外国映画オーディション。D-eX生も外国映画に出演中!
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- 通いやすい時間帯
レッスンは学生や社会人も通いやすい曜日や時間帯に3時間集中して受講できるように設定しています。
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- 低費用でのスタート
レッスン費は大きな負担の1つです。
一番費用のかかるスタート時に負担とならないような受講料金設定にすることで、通い続けやすい環境を整えています。
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- 講師は現役の所属声優陣
現場経験豊富な現役の所属声優が講師を務めています。
真剣に芝居に向き合い、厳しくかつ愛のある指導を行う講師陣がそろっており、的確に指導します。
番組・作品に出演し続けている講師だからこそ、今の現場に必要とされる芝居力や応用力を教えることができます。
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- 講師のローテーション制度
収録現場では、日々仕事によって音響監督やクライアントが変わり、そのたびに瞬時に適応する能力が求められます。
D-eXでは複数の講師陣がローテーションを行い、どんな出演環境下でも適応できるようなレッスンを実施しています。
また、複数の講師から違う角度で指導を受けることで、わからなかったことが解決する効果も生み出しています。
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- 半年ごとの進級・所属オーディション
成長度合いを早いサイクルで丁寧に見ていき、良くなったところはどこか、足りていないところはどこかを半年ごとにオーディションを行い、進級・所属を見極めます。
そして、進級・所属オーディションは絶対評価で行いますので個々人一人ひとりと真剣に向き合います。
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- 所属声優・スタッフとの交流会の開催
先輩所属声優やスタッフと会って話をする機会を作ることは大変重要です。
アル・シェア定例のイベントとして交流会が開かれ、先輩声優に現在の業界の状況や演技論など、普段疑問に思っていることや悩んでいることも一緒に考えていくことができます。
また、先輩が後輩を、後輩が先輩を知ることで、お互いによい刺激を受けることができる環境になっています。
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- 収録機材の貸与
自宅での訓練等を行うため、自宅に収録機材が必要になることがあります。
自身で機材を揃えることが困難な方に、収録機材一式を事務所より貸与が可能です。
自身の声がマイクを通してどのように入るか、自主的に研究することができます。
声優事務所アル・シェアでプロ声優(所属)になるまで
レッスンの期末にベーシックコース・マスターコースで進級・所属オーディションを行い、その成熟度合いによって所属へ採用します。
準所属者は引き続きマスターコースで正所属採用を目指して稽古を行います。
最短1年で正所属になれる可能性もありますし、じっくりと時間をかけてプロとして通用するスキルを身につけることも可能です。
私たちが望むことは「生涯声優であり続けるための自身の伸ばし方を見つける期間」にしていただきたいことからこの制度としています。
声優事務所アル・シェアの求める人材像
表現力やマイクなどを使った収録技術が高いことはプロであるためには大前提ではありますが、 それ以上に重要なことは、「よい人格」 「自立性」 「協調性」です。
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- よい人格
人格は普段の人生をどう生きているかで大きく変化します。
アル・シェアでは、マナーや礼儀をもって人に接することを重視します。
人に夢や希望を提供する仕事であるからこそ、よりよい人格でなければ共感を生むことはできません。
心から相手を喜ばせたい、お役に立ちたいと思える気持ちを育てます。育った心、それは「個性」であり、豊かな表現力に大きな影響力を与えます。
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- 自立性
芝居は教えてもらえるものではなく、自身が経験したことや学んだこと、想像したことを活かしていく力が必要とされます。そのためには役者本人が意識的に自分で考え、行動することが重要です。
自立した行動と、礼儀と敬いの心をもって活動できる役者こそが現場への一番の近道です。
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- 協調性
芝居「だけ」ができる役者は長く声優を続けることができません。
多くの人に支えられ、助け合うことでひとつのすばらしい作品ができあがります。
役者、スタッフ、制作など、お互いに助け合って成り立っている業界であることを理解し、学んでお互いを切磋琢磨し、自己を伸ばしていく協調性が重要です。
コース紹介
基礎を学ぶ「ベーシックコース」とより技術を磨く「マスターコース」の2つのコースがあります。
ベーシックコース
「心と身体はつながっている」をコンセプトにし、演技(芝居)の基礎を学びます。
表現の三大要素である『表情』『行動』『声』の内、主に『声』に特化する「マイク前の演技(芝居)」は非常に難しいため、初めは「マイク前の演技(芝居)」にこだわらず、まず演技(芝居)という大きなくくりからアプローチし、感性を鋭く、表現を豊かにする、心と身体を育んでいきます。
身体を動かして心を開くことから始めることで、演技(芝居)の楽しさを知り、自ら演技(芝居)を楽しむ術を覚え、大きく広がりのある表現を身に付けていきます。
感情を表に出すことが苦手な経験者だけでなく、初心者にも適している、『心』『技』『体』のうち、『心』『体』を重点的に鍛えるコースです。
- 主なカリキュラム
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- 感情開放
- 感情の記憶と感覚の記憶を呼び覚まし、自分の中に眠る感情の大きさを知り、その感情を外に出す方法を学ぶ訓練
- 肉体訓練
- 自分の感情の大きさに耐えられる身体をつくり、『技』を体現し表現を豊かにするための土台をつくる重要な訓練
- 身体表現
- 演技の基礎である「感じる力」を養い、感性を鋭く磨くために自らの身体を使って表現する方法を学び、イメージ力を高める訓練(主にエチュード等)
- メンタルトレーニング
- この先の声優人生を、長く、楽しく、続けていくために、高いモチベーションを保つための強い心を身に付ける訓練
- 発声
- アレクサンダー・テクニーク等を用いて正しい腹式発声を身に付け、身体を楽器として機能させるための訓練
- アクセント
- 正しいアクセント等を学び、指摘されたら直せる耳をつくる
- 滑舌
- 正しい舌の位置等を学び、滑らかに動く舌をつくる
- 演技論
- 基礎知識としてスタニスラフスキー・システムやマイズナー・テクニック等のメジャーな演技論を知り、演技の基礎理論を理解する
- 台本の読み方
- 文字面に惑わされず、言葉の裏に秘められた想いを読み解く方法を学ぶ
- アフレコ
- 主にマスターコースで行う台本を使った実戦訓練と同じものに取り組む
マスターコース
「即戦力の技」をコンセプトにし、即戦力となるための「マイク前の演技(芝居)や技術」を身に付けます。
『声』に特化した「マイク前の演技(芝居)」はベーシックコースで大きく広がった表現のままでは不十分なため、現場で即戦力として使える表現に整えていくための技術を徹底的に鍛え上げていきます。
実際の収録現場と同様の環境での外画・アニメ等のアフレコ実習で訓練を積む機会もあり、即戦力で現場に臨む力を養います。
ベーシックコースで学ぶ基礎的技術を修得した方だけが受講できるハイレベルコースで、『心』『技』『体』の内、『心』『技』を重点的に鍛えるコースです。
- 主なカリキュラム
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- アフレコ・ナレーション
- 実際に台本と映像を使用し、外画・アニメなどのアフレコ演技、キャラクターや作品にあった表現、ナレーションの技術などを身に付けるための、より実践的な現場で即戦力となるための訓練
- マイクワーク
- 現場では数本立てられたマイクをその時々に応じて自身が選択し、演技を行っていくための入り方、抜け方、所作を理解し、実演できるようにする訓練
- ベーシックに引き続き、より高度に定着させる必要がある基礎訓練(下記)
- 感情解放/肉体訓練/身体表現/メンタルトレーニング/発声/アクセント/滑舌/演技論/台本の読み方